エアー・ニュージーランド・ワイン・アワード(Air New Zealand Wine Awards:以下ANZWA)2013の結果が 発表されました。
11月4~6日に審査が行われたANZWAは、ニュージーランド国内1700のぶどう生産者及びワイナリーからなるニュージーランド・ワイングロワーズ(New Zealand Winegrowers)によって開催され、エアー・ジュ―ジーランドがスポンサーとなってから今年で27年となります。11月23日に行われたトロフィーの発表及び表彰式は、ここクイーンズタウンが会場となりました
ANZWAは、サステイナブル※ワイン造りを積極的に推奨しており、2007年にサステイナブルワインへの「Pureメダル」を新たに設け、2010年のヴィンテージからは100%サステイナブルが出品の条件となっています。今年は過去最高であった昨年の92%を超える96%の出品ワインがサステイナブルワインでした。
今年は1389のワインが出品され、金111、銀196、銅348と合計655のワインがメダルを獲得し、さらに18のトロフィーワインが選ばれました。今年はショーのトップに選ばれたワインが史上初となるスパークリング・ワインであったことが特徴となっています。
また、セントラルオタゴからは18のワインが金メダルを獲得し、特にピノ・ノワール部門で圧倒的な強さを示しました。
セントラルオタゴから受賞した主なワイナリー、ワインは次の通りです。
- アカルア ブルットNV(Akarua Brut NV)
- アカルア ロゼ・ブルットNV(Akarua Rose Brut NV)
- アカルア ピノ・ノワール2011(Akarua Pinot Noir 2011)
- アークエンジェル ピノ・ノワール2012(Archangel Pinot Noir 2012)
- ドメイン・ロード ピノ・ノワール2011(Domain Road Vineyard Pint Noir 2011)
- ギブストン・バレー ピノ・ノワール2012(Gibbston Valley Pinot Noir 2012)
- ギブストン・バレー スクールハウス ピノ・ノワール2012(Gibbston Valley School House Pinot Noir 2012)
- ロックバーン タイガーモス リースリング2012(Rockburn Tigermoth Riesling 2012)
- ウーイング・ツリー ビートルジュース ピノ・ノワール2012(Wooing Tree Beetle Juice 2012)
- ウーイング・ツリー ピノ・ノワール2012(Wooing Tree Pinot Noir 2012)
- アカルア ピノ・ノワール2012(Akarua Pinot Noir 2012)
- アカルア ルア ピノ・ノワール2012(Akarua Rua Pinot Noir 2012)
- ギブストン・バレー リザーブ ピノ・ノワール2012(Gibbston Valley Reserve Pinot Noir 2012)
- クォーツ・リーフ ピノ・ノワール2012(Quartz Reef Pinot Noir 2012)
- ロックバーン シャルドネ2009(Rockburn Central Otago Chardonnay 2009))
- アカルア ピノ・グリ2013(Akarua Pinot Gris 2013)
- アミスフィールド ドライ・リースリング2012(Amisfield Dry Riesling 2012)
- アミスフィールド ソーヴィニヨン・ブラン2013(Amisfield Sauvignon Blanc 2013)
- ギブストン・バレー チャイナテラス ピノ・ノワール2012(Gibbston Valley China Terrace Pinot Noir 2012)
- ペレグリン ピノ・グリ2013(Peregrine Pinot Gris 2013)
- ペレグリン ラスタバーン リースリング2010(Peregrine Rastasburn Riesling 2010)
- ペレグリン リースリング2010(Peregrine Riesling 2010)
- ペレグリン ソーヴィニヨン・ブラン2013(Peregrine Sauvignon Blanc 2013)
- ワイティリ・クリーク ドラマー ピノ・ノワール2012(Drummer Central Otago Pinot Noir 2012)
その他の結果やANZWAについて詳しくは
https://www.airnzwineawards.com/
※サステイナブル
サステイナブル(sustainable)とは、「持続可能な」という意味で、環境を保全するため、そのままの環境を持続するように産業や開発が行われていること示す言葉です。ニュージーランドのワイン造りに関しては、SWNZ(Sustainable Winegrowing of New Zealand):サステイナブル・ワイングローイング・ニュージーランドによって「環境を保護しつつ、持続可能なワイン用ぶどう栽培のためのガイドライン」が提唱されています。
2013年12月19日