ワイナリーの特徴
クイーンズタウンより車で15分、四季折々に美しいと謳われるヘイズ湖のそばにセラードアーとビストロを持つワイナリー。そのワインもさることながらそのビストロの食事にも定評があり人気です。ワイン造りの信条は”Grown Not Made(ワインは造られるのではなく自然に育てられるもの)”です。ヴィンヤードはクロムウェルベイスンのロウバーンに65ヘクタールと、セントラルオタゴでは規模の大きいワイナリーの一つとなっています。そのヴィンヤードは、Sustainable(サステイナブル)の認定をとっており、使用済みの水を浄化後再利用したり、ぶどうカスを堆肥として再利用するなど、自然にやさしい、かつ自然をを生かしたワイン造りをしています。
ワイナリーの位置
ワイナリー(ワイン醸造所)は、クロムウェルベイスンのロウバーンにありますが、セラードアーとビストロはギブストンバレー地区に位置しています。
クイーンズタウンより車で15分、ヘイズ湖を見下ろすところにあります。
ワイナリーの歴史
1988年に、クイーンズタウンに住む不動産開発業者であるJohn DARBY(ジョン・ダービー)が中心となり前身となる会社を設立します。1991年にLake Hayes Vineyard(レイクヘイズ ヴィンヤード)と名前を変更し、2004年に現在の名前「アミスフィールド・ワイン・カンパニー」へさらに変更しています。
1999年にクロムウェルベイスンのロウバーンにぶどうを植え始めます。当初は、ピノ・ノワール、ピノ・グリ、ソーヴィニヨン・ブラン、リースリングの4種類で、2002年にファースト・ビンテージをリリースしまし。
ヘイズ湖のそばに、2年かけて地元の石材1500トンと木材をふんだんに使った建物「Lake Hayes」を建築し、そこに2002年セラードアーをオープンしました。
2005年、アミスフィールド・ビストロをオープンします。直ぐに高い評価を受けるようになり、今ではニュージーランドにおける最高のワイナリーレストランの一つとして認識されています。特に、”Trust the Chef’ set menu ”「シェフにお任せコース」に人気があります。このコースは料理にマッチングしたワイン付きで注文することも可能です。ビストロは、昼食だけではなく、セントラルオタゴでは珍しく夕食をとることも可能です。
2006年には、ヴィンヤードのあるロウバーンに現在のワイン醸造所を設立します。醸造所はは600トンのワインを造る能力があり、セントラルオタゴでは大きなワイナリーの一つとなっています。
アミスフィールドのヴィンヤード
クロムウェルベイスンのロウバーンに67ヘクタールの自社畑を持っています。
Sustainable(サステイナブル)の認定をとっており、「環境を保護しつつ、持続可能なワイン用ぶどう栽培」を行っています。また、収穫量を抑えることにより凝縮した果実感と様々な土壌からくる複雑さを持つワイン造りを行っています。
- ピノ・ノワール 約40ヘクタール
- ピノ・グリ 約18ヘクタール
- ソーヴィニヨン・ブラン
- リースリング
- シェノン・ブラン
アミスフィールドのワイン
3つのブランドの元にワインを製造しています。
100%自社畑のぶどうを使用した、シングルヴィンヤード(単一畑)のプレミアムワインです。
- Amisfield Dry Riesling
- Amisfield Lowburn Terrace Riesling
- Amisfield Fume Blanc
- Amisfield Pinot Gris
- Amisfield Sauvignon Blanc
- Amisfield Pinot Noir
- Amisfield Rocky Knoll Pinot Noir
セントラルオタゴのぶどうを使い、フレッシュで果実味あふれるわかりやすいワインです。
- Lake Hayes Noble
- Lake Hayes Pinot Noir
- Lake Hayes Pinot Gris
- Lake Hayes Sparkling Pinot Gris
セントラルオタゴのピノ・ノワールとシャルドネから造られた、シャンパーニュ手法によるスパークリングワインです。
- Arcadia Brut