1月12日より、「ニュージーランド・サマー・オブ・リースリング(New Zealand Summer of Riesling)」が始まりました。
「サマー・オブ・リースリング」とは、高貴なるワイン品種リースリングを称賛し、奨励する世界的な動きのことです。
2008年の夏、ニューヨークの「テロワール・ワイン・バー」の店主兼ソムリエのポール・グリエコ(Paul Grieco)が、店内でのグラスワインはリースリングしか提供しなかったことが、きっかけとなっています。これは、「リースリング=甘いワイン」という古い固定観念を覆し、人々に広くリースリングを飲んでもらおうと考えたものです。その姿勢に賛同する人が増え、2009年、2010年、2011年と協賛するレストラン、バー、ワイナリーが増えて行きました。
そして、今年2012年は、北半球より半年早く、南半球のオーストラリアとニュージーランドでも開催されることとなりました。
ニュージーランド各地でリースリングにちなんだ、試飲会、食事、イベントが開催されます。セントラルオタゴは高品質のリースリングを造るワイナリーが多く、13のワイナリーが参加しています。また、クイーンズタウン内でも様々なイベントが開かれる予定です。
セントラルオタゴのワイナリーで参加しているワイナリーは以下の通りです。
- アカルア(Akarua)
- アミスフィールド・ワイン・カンパニー(Amisfield Wine Company)
- オーバーン・ワインズ(Auburn Wines)
- ドメイン・ロード・ヴィンヤード(Domain Road Vineyard)
- フェルトン・ロード(Felton Road)
- モンディロ(Mondillo)
- マウント・エドワード(Mound Edward)
- マウント・ディフィカルティ(Mount Difficulty)
- ペレグリン(Peregrine)
- プロフェッツ・ロック(Prophet’s Rock)
- リッポン(Rippon)
- ロックバーン・ワインズ(Rockburn Wines Ltd)
- ヴァリ・ヴィンヤード(Valli Vineyards)
2012年1月19日