ワイナリーの特徴
ペレグリンは、セントラルオタゴの岩だらけの険しい高地にしばしばみられるニュージーランド原種の鳥カレアレア(Karearea)と同じ種属のハヤブサです。ペレグリンが羽を広げて飛んでいる様子をイメージしたワイナリーの建物は、ギブストンバレーの中で人目をひきます。ペレグリンはワイン品評会で賞をとるでけでなく、建物を含めたワイナリー自体も世界的に評価を受けています。
ワイナリーの位置
ギブストンバレー地区 クイーンズタウンより25分
その近代的な建物は、主要道路からも見えます。
ワイナリーの歴史
チャードファームを兄と共に始めたグレッグ・ヘイ(Greg Hay)は、1996年にチャードファームをやめ、1998年にペレグリンを設立しました。その最初のヴィンテージである1998年のソーヴィニョン・ブランがエアー・ニュージーランド・ワインアウォード(Air New Zealand wine awards )でトロフィーを獲得、合わせてリースリングとゲヴェルツトラミナーもメダルを獲得し、一気に名声を勝ち取りました。
その当時はペレグリン所有のワイン醸造場所はありませんでしたが、2003年に現在のワイナリーが完成すると自分たちのワイナリーでワイン造りをすることが可能となりました。最近では2009年のピノ・ノワールが、エアーニュージーランド・ワイン・アウォード(Air NewZealand Wine Awards:ニュージーランドの3大ワイン品評大会の一つ)でトロフィーを、ロンドンにおけるインターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション( International Wine & Spirits Competition)で、金メダル(Gold Best in Class)を獲得しています。
新しい建物はとても近代的で、洗練されたセラードアーもセントラルオタゴのワイナリーの中では印象的です。その建物では、屋外コンサートなどのイベントが催されることもあります。
ペレグリンは、ニュージーランド原生の鳥の保護にも関心があり、ハヤブサ/カレアレアだけでなく、やはり絶滅の危機に瀕している鳥サドルバック(Sadlle Back:セアカホオダレムクドリ)の保護にも協力しています。サドルバックシリーズのワインはその活動の象徴です。
ヴィンヤード
ペレグリンはクロムウェルベイスンのベンディゴに40ヘクタールのぶどう畑を所有している他、数年の間にさらに15ヘクタール拡張しています。また、契約している栽培家がセントラルオタゴ全体にいます。
全部で12以上の畑のぶどうを使うことにより、その年その年の気候によって左右されるワイン造りではなく、常に消費者が求めるワイン造りを目指しています。
ペレグリンのワイン
- ピノ・ノワール
ペレグリン ピノ・ノワール
カレアレア ピノ・ノワール
ザ・ピナクル(The Pinnacle)
サドルバック - リースリング
ペレグリン リースリング
ラスタスバーン リースリング(Rastasburn) - ピノ・グリ
ペレグリン ピノ・グリ
カレアレア ピノ・グリ - シャルドネ
- ソーヴィニョン・ブラン
- ゲヴェルツトラミナー